嵐の前の静けさで、コセロックエリア
モツランドで取り残した友人のビレイでゆったりと。
木の枝の合間から見渡せる空模様の変化を楽しみながら、いつ崩れるのかなとまばたきしていると、ようやくR.P.。
おめでとうございます。
悲観の雨予報だったのに、ビレイしている横で通り過ぎているパーティがいた。
姐御岩はもう誰が取付いていて、コセロックエリアへ移動。そこでお手頃の10台を観察。
ネコの手(5.10b)、トータルリコール(5.10b)をお触り。両方とも下部が核心で、トータルリコールはツッコみ過ぎてオンサイトならず。
冷静に綺麗に登っておくんでした。慢心があり反省。
ちょっと散歩した時に気になるラインがあった、なべシリーズ2部作を観察。
オブサベ通りにいかず、おさみのほうはちょっとランナウトしてしまって違和感を感じつつ、そのままトップアウト。途中からカンテ使わないよね。。
11aとは感じられず、登り直してハングドックしながら探るが1パートのみ解決できず。ついでに12aも探ってみたらあと1パートのみ残して他はムーヴ解決。
降りた途端、雨が強まり撤収。
これからは12台をちょくちょく触っていこうと。
5時間弱登れて満足。
そのあと、友人オススメの山羊のいる古民家カフェへ案内してもらって、木造建築の匂いを堪能しながら登攀談義。
北杜市周辺はほとんど移住民が多く、お店を出しているところもほとんどが移住民によるもの。
他に、行列必至のラーメン屋さんとかカフェ店もあるようです。今度案内を頼もうと。
奥ノ廊下 赤木沢 遡行
友人と二人で2泊3日で行ってきました。
車で有峰林道東谷線の入口ゲート前までいき、そこでゲートが開くまで止める。
6時にゲートが開くので、通行料金を払って折立へ。(通行料金は障割ありです)ちなみに6時~20時まで通行可能でした。
着いた頃には、まだ雨・・・。予報では8時過ぎに止むっぽいのでそれまで車内で仮眠。単に雨具忘れちゃっただけ汗
8時過ぎに出発の支度して8時半に折立を出発。平日にも関わらず多くの車が停めてありましたね。
予定としてはこちら。
1日目 折立~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場 2日目 薬師沢キャンプ場~薬師沢小屋~赤木沢出合~中俣乗越~薬師峠キャンプ場 3日目 薬師峠キャンプ場~薬師岳~太郎平小屋~折立
初めて行く地域だったのと、無理して何も感じないまま帰るのももったいないということで2泊3日で。
どんな事をしたのかと、感じたことを箇条書きで書いてみます。
- ほぼ、名前だけで地形図のみ(ネットなどの事前情報なし)
- ご飯がいつもよりおいしい(それぞれ手作りだったので)
- 食材はちゃんと真空パック処理する
- 地形から大体の位置を当てられると楽しい(地形図と地形を相互にらめっこです)
- 最低気温が10度下回るとやはり寒い(綺麗なところでも泳ぐ気が起きない笑)
- 安物のフローティングバックでもイケる
- 赤木沢出合前のへつりは難易度高い
- フェルトソール以外の靴も試したい
- 岩魚を何度も見かけたので釣りをしてみたい
- 滝を登るなら、フード付きヤッケは必須
- ほぼ滝全て直登出来た
- 50m滝はビビって無理
- プロテクションが甘い(その辺は要研究、経験を積むしかないですね)
- もう少し自然を堪能できる余裕を持ちたい(写真を振り返ると美しかった)
- テントの夜露対策を考える
- ヤブ漕ぎは勉強になる
- 藪漕ぎは下手すると時間を食う(どこを詰めるかオブサベは必要ですね)
- 特にこだわりなければ中俣乗越じゃなくても右俣で詰めれば早めに稜線に着く
赤木沢はずっと左俣へ詰めていったんですが、逆にハイマツ地獄に遭いました。藪漕ぎ大変すぎる笑
それは、詰める前から地形図と地形からオブザベすべきですね。
中俣乗越のてっぺんへ詰めると相当の時間をロスしそうです。
見た感じ、赤木岳付近へ詰めると良さそうです。
色々課題が出てきましたが、とてもいい遡行が出来たように思います。
赤木沢は噂通り本当に美渓でしたね。
今度は薬師沢小屋に泊まって行きたいし、上ノ廊下から繋げちゃっても(泳ぎとか荷物重そうだけれど)いいかなぁと思ったりする。
薬師沢小屋の近くにあるゴルジュって気になりますね。
あと、富山ならぼてやんはいくべし。今度は普通で頼もうと思います笑 それだけでなく結構並ぶのでそこが核心かも知れませんね。