後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

立山三山、剱岳、黒部ダム20140428〜20140501

高速バスで富山へ。
 
富山は私が生まれ育った故郷である。
 
22年間住んでいたが、一の腰山荘より上は登ったことがない。
 
ほぼ毎日立山連峰を通学路から眺めていたのだが、雄山も壮大な剱岳も立ったことがない笑
 
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6年前、北の国の義父らを連れてと室堂まで案内した時に見た真っ白なカールがここ最近思い出してしまう。
 
登るなら立山全体をみてみたい、どういう顔をしてるのかみたいと思い、山岳同人のカナムを誘って計画をたてた。
 
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初日から悪天候で、立山三山は立てたけれど、剱岳は残念ながら立てず。
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別山尾根からだと2回ピークを登らないと剱岳のてっぺんに辿り着けないし、時間も足りなくなって剱岳は次回にお預け。想像以上に雪が腐っててほぼ靴が濡れてしまってた。
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でも源次郎尾根、八つ峰、早月尾根がどういう風になってるのかこの目で観察し、写真に収めたのは大きな収穫かなと思う。
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そして20kg近く背負ってハシゴ谷乗越の急登はメチャ楽しかったかな。
 
下から見た南東壁、丸山東壁は迫力があり、ズシっと構えてて、あちこちオーバーハングな部分もあってそんなとこ登る人いるのかって思う位。
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内蔵助谷の雪渓はクレバスがあちこちあるのでそれを避けつつ歩くっていうのが難しいって思った。
 
最後の黒部ダム駅への急登はパートナーとしてはメチャ応えただろうけれどあのゴールの思いがけない出口は面白かったと思う。
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あれは多分雪が無いのとあるのと違うかも。
 
信濃大町駅で終電ギリギリで無理を聞いてくれて全く別の飲食店のお姉さんが靴を履いたまま召し上がれる店へ案内してくれたのは感謝。
 
地元愛を感じた。
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