後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

「大いなる山大いなる谷」を読んだ

大いなる山 大いなる谷

大いなる山 大いなる谷

目次

  • 山―大いなる山をめざして(夏季・北アルプス全山縦走)
  • 渓谷―黒部の険谷を遡る(尾沼谷嘉々堂谷 ほか)
  • 岩壁―大岩壁をひとりで攀じる(谷川岳一ノ倉沢衝立岩単独登攀、ドリュ南西岩稜単独登攀)
  • 山稜―はてしなき稜線をゆく(冬季・南アルプス全山縦走、冬季・知床半島全山縦走 ほか)

所感

なぜ読みたかったのかというと、ここ最近故郷である富山周辺の山に興味を持ち始めている。

特に、剱岳や黒部周辺の山。

そういう情報を収集していくうちに、志水哲也氏をしり、「大いなる山大いなる谷」に出会う。

1992年に出版された本なので、当然探しても高額なので、図書館で借りる。

本書は山、渓谷、岩壁、山稜の4種類に分けて志水哲也氏が印象に残った記録を紹介している。

その中で、興味を持ったのが「渓谷」と「岩壁」。

結構興味深い記録が細かく書かれている。

黒部に興味を持っている方は読んでおきたい一冊。