後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

大面岩 左稜線 敗退。

I田くんと1年近くぶりのミズガキ。

今日はどうしよう?と相談した結果、5.10クラスのマルチ1本にボルダーで遊ぼうと話してた。

瑞牆トポでリサーチ結果、大面岩の左稜線に決定。

瑞牆トポ(上)によると、5.10cで、10ピッチ。星三つの人気ルート。

結果は、タイトル通り。アプローチ核心でした。

トポ見ると40分かかるどころが1時間も歩いてる。。

トポと実際の雰囲気の繋がりをマッチングさせるのになかなか慣れず。

急傾斜すぎてほんとにそこ?と思ったらその傾斜の先に赤ペンキの跡があったり。

お陰様でカンマンボロン、大面岩、佐久間の塔、ホケイ岩あたりを見ることできたかな笑

気を取り直して、ここが大面岩かも?とI田と確認して取り付く。つるべで登る。

初めてのつるべだけど、ロープの受け渡しとかないのでやっぱ早いね。

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いい天気過ぎて猛暑。。ホールドはそれほど暑くはなかったですが、ビレイが大変。水分補給大事。

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ビレイポイントで見かけたミツバチ集団。

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こんな花を目当てにしていた。

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この木が立派な立木になるのはいつなんだろう。

その岩の岩質見ればわかるように脆そう。

小さなカンチホールドにフットホールド見つけて乗せようとしたらボロっと。

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ロープの流れが悪かったようで、苦労したって。ま、そのルート自体が違っていたけれどね。。

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うちが立っている場所がカンマンボロンの左端。左側にある岩が大面岩。

立木を使って3回懸垂して、隣の岩まで移動して。。その時点で15時。

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大面岩の最下部。そこから登ることも可能だけど、ちょっとそこからあまり登られてない模様。

2ピッチ目を1ピッチ目として登るのが最近の主流かも。トポでも2ピッチ目から登るラインが書かれていたし。

取付きが判明したんで、ちょっと休憩し、その時点で、16時過ぎ。

どうしよう?と相談結果、3ピッチくらい登って降りようと決める。

4ピッチ目についた時点で17時前。

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2ピッチ目は5.8でやさしめ。3ピッチ目は3rdで歩き。4ピッチ目はルンゼ、立木に支点を作って右側へトラバース。トラバース部分が面白い。

5ピッチ目は5.10aで下部はスラブ気味だが、ホールドが見える。

時間切れでここで敗退。

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富士山もみえた。尖っている岩が佐久間の塔。

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カンマンボロンの右端を登ってた時に見えた尖った岩が佐久間の塔に似てて間違いやすい。。

大面岩の上から見渡せる十一面岩を見渡せるけれど、次回に持ち越し。

帰りはヘッデン下山。良い経験でした。I田さんありがとうございました。

近くのテン場みてみたら結構いいところ。夕焼けもうっとりする。

反省点

  • 岩全体をよく見る。
    • 左稜線だからその岩の左側に岩が続くとおかしいよね?その時点でおかしいと気付くべき。
  • 水をもっていく。
    • 水足りないと体動かない。パートナーやばかった。
  • 懸垂下降時にロープを落とす行為はきちんとやる
    • ロープを下す行為は適当にやると、気に絡んだりして時間を無駄に食うので、丁寧にゆっくりと。

おまけ

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古しの棒フレンズ。よく見ると両端が見事なくらい削られている。

残置として使われていた??こわー。