後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

小川山、初セレクション。

こないだの今井ガイド講習で判明した正しいセレクションの取付き。

パノラマコースを歩いていくと、右側の1本の木に目印があり、その左側にケルンがあるちょっと急な道を歩く先が取り付き。

マルチしたかったので、Iくんを誘って登ってきた。

Iくんが1P、3Pでうちが2P、4P、5P、6Pを登る。

3ピッチ目。ワイドクラックでビビるけれど、優しい。

5ピッチ目の高度感たっぷりのトラバース。それもカバホールドが隠れているので、きちんとシューズのフリクションを決めて落ち着いて登る。

セレクションは3通りのラインがあって、4Pの終了点から直登するライン、5Pのトラバース、6PのY字クラックを右に登るとセレクションオリジナルのライン、Y字クラックの左を登るライン。

うちらはせっかく登るなら左のちょっと難し目をセレクト。本当に面白いラインでした。

6P目は右手でジャム決めれば発射できる。

キャメの #2 を決めて右足でフットジャムを決めてクラック内に左手を突っ込んでバランスとってさらに左手でフットジャム、と言いたいが、クラックが広がってくる。

その瞬間、ちょっとビビった。#2のさらに上に#3を決めて次の一手を探る作戦。

クラックの右側に小さなカバがあったのでそれを利用して身体全体右側に体重移動してバランスを取るムーヴで左手でジャムを決められる位置まで移動、と思ったがむりだった。

右足で決めているフットジャムをさらに上へ移動させなけければジャムを決めれそうなクラックまで届かない。

小さなカバを掴んで、左足を小さく動かして少しずつフットジャムの位置を上へ移動。

よし、左ジャム決まったと思った瞬間、次は微妙なスラブ。しかもホールドがない。あるのは決まりにくそうな浅いクラックがある。

さらにフットジャムの位置を上げなければマントルできない。右手をスラブ面でフリクションさせる感じでパーミング?させてフットジャムの位置を上げつつジリジリと。

ようやくマントルできてクリア。と言うような6ピッチ目で面白かった。

その先は広い平地で2峰、3峰、4峰が見渡せる。

右から屋根岩2峰、3峰、4峰。

Iくん、ありがとうございました。

成果

  • 屋根岩第2峰
    • セレクション 5.9 6P O.S.
    • コグレ大サーカス 5.10c △