悟空スラブのてっぺんから眺められる相模湾は絶景だったよ
いざ、湯河原へ。
Iくんと2度目の湯河原。
前回は正面壁からデビューしていて、湯河原幕岩の良さと言うか敷居が高いままだった。
終盤に桃源郷に訪れた時、初心者である我らは、最初からここに来るべきだったなと思いつつ、帰途についたのだった。
今日はちゃんとリサーチもしていて、湯河原幕岩を全体的に回ってみようということで。
8時ちょっとで駐車場に停めた時は誰も居ないが、車は4〜5台停めていた。
幕岩を見上げると、ちょうど赤い。紅葉の真っ最中。
ささっと準備して、まず桃源郷へ。
桃源郷
アプローチの途中でボルダーしてる人を見かける2人くらい。
その時点では少し寒い感じだが、登れない寒さではない。
「いんちきするな(5.8)」や「サンセット(5.10a)」がある、桃源郷についた時は2〜3組いた。
すでに、みんなアップの最中だった。8時半位。
こちらも荷物おろして早速アップの支度。
ちょうど、「いんちきするな(5.8)」が空いたので、Iくんにオンサイトトライ&ヌン掛けをお願いする。
取付きから1ピン目まで結構距離があっておちるような核心はないんだけれど、注意してのぼる。
核心は1ピンから3ピンのあいだかな。スラブで良いルート。楽しいね。
次は、支度している間に散策した時に気になったルートが、「アブラカタブラ(5.10a)」。
隣りにある「ゼルダ(5.11a)」もオブサベで登れそうなイメージ。
早速、アブラカタブラを登ろうとしたら、途中で足の置き場に困って探ってるうちにバランス崩してテンショーン。
流石星がつくルート。楽しいのでオススメ。
Iくんも無事に完登し、上へ抜ける道へ。FIXロープあり。
桃源郷の上部はせまい
桃源郷の上部は道が狭いし、滑落防止のロープも張られてる。
シンデレラフェイス、ガリバーの岩場のルートを観察。
人がいたのでその先のピーターパンロックへ。
面白そうな「シンドバッド(5.10b)」を登る。
ハング超えだが、ムーヴ的に気持ちよくて星二つは納得。
下の方にあるアリババの岩場を観察しに行ったらガメラさんがいて、講習してるようだった。
おや、ここにもてんとう虫が。
Iくん曰く、冬眠する場所を探しているんじゃないととか、てんとう虫の思い出話を聞く。とてもいいお話でした。
そこで12時過ぎてたので、桃源郷に戻って昼ご飯。
そこではとても人があふれかかってた。桃源郷の右側に子どもたちの団体がいて、クライミング体験っぽいことやってた。
TRだったけれど、ビレイが2~3人って何なのかなと笑
ちょっと危機管理はしておこうよ。
幕岩の散歩
ポカポカ陽天気で、気持ちよくて寝てしまいたいくらいだったが、ハイランドいこうと重い腰を上げる笑
アプローチの途中で落石の危険で道が変わってた。
途中で迷いつつ、サイレントヴァリーの場所も確認し、さらに上へ歩く。
本当は目印でこのままハイランドへ向かう予定だったが想定外で悟空のスラブへ。
トポではスラブが目印だったけれど、あまりにも目印にしても大きすぎる。
ここは山かと思うほど壮大。「悟空」という名前がついているのも納得。
フリクションもバチ効きなのでこのままフリーソロで悟空スラブのてっぺんへ。
振り返ったら、、そこで見られた景色はこちら。
そこから懸垂下降でいったん基部まで降りてハイランドへのアプローチを探すがどうも見当たらない。
そこらへん、足跡も無くしばらく人がいる気配がない模様。そこ行っても多分、ルートの掃除が必要だし、登り辛そうだと想定できるのでこのまま降りる。
途中で、Iくんが見つけたちいさなかき。
降りる途中で、希望峰にあった「シャックシャイン(5.10d)」。
そのルートをオブサベしていくと面白そうだし、時間的にあと1~2本で暗くなりそうだったので、そこで締めようと。
1ピン目までは遠いので慎重に登ってクリップ、2ピン目から3ピン目の間のムーヴが私の辞書の中にないものだったらしく、腰を痛めた…。おじさんか!
下手すると、腰の筋肉が肉離れしそうなのでムリせずロワーダウン。。
上部に手ぶらでレストできるところまで登りたかったけれどなぁ。
Iくん、充実したようです。ありがとうございました。
成果
- 桃源郷
- いんちきするな 5.8 O.S.
- アブラカタブラ 5.10a △◯
- ピーターパンロック
- シンドバット 5.10b O.S.
- 希望峰
- シャックシャイン 5.10d ✕