後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

ウメコバ沢へいってきた

1/24、Sさん、Tさんと足尾へ。

前からいつか行ってみたいと密かに憧れていた足尾のウメコバ沢。

青鬼合宿やWCM等でちょくちょく名前を聞いていて、クリーンなところとよく紹介されていてどういうところか見てみたかった。

結論として、日本という雰囲気を感じられないところだった。銅山開拓の影響なのか、緑があまりない。

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治山を進められているところもあり、自然が崩壊されているかどうかわからないけれど、この場所の歴史を改めて知りたい思った。

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そんな風景を眺めながら2時間歩くと、ウメコバ沢出合に到着。

その辺りは広々としてて夏の沢登りとして訪れると気持ちよさそう。

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赤字で「ウメコバ」と書かれてる。

それを見たうちは身震いした。とうとうやってきたなと。

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そこから数分歩いて中央岩峰へたどり着く。

どこを見ても残置もほとんどない。プアプロになり易い。

雪が埋っているし、支点が取りづらい 。雪を振り払う作業から始めるわけなので、それをこなしてカムをセットしつつ登攀するS師匠。

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もちろんフォローだけれど、不甲斐にもフォールしてしまった。その時、胸の奥から恐怖と悔しさが込み上げてくる。

それにしても朝霧は怖いですね。もっと強くなったらどう成長できただろうかと自分を省みるために戻ってきたい。

本当は今の実力じゃ、まだ来ちゃいけないところかも。それでも経験させてくださった事に感謝。

改めて、自分になにか足りないことは何か考える良い機会になりました。

S師匠、T先輩、ありがとうございました!