後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

濃霧の太刀

最初は別のところだったけれど全国的によくないので、何とかして登れそうな岩場を探して太刀岡山へ。

以前も同じところで入山。急傾斜で正しいアプローチじゃない。岩場から見ると、小川を渡ってすぐ右側の川沿いに歩いていけば踏み跡が明瞭なところに入るかも。

濃霧…

濃霧で、フリクションもあまり効かない雰囲気でこのまま見学して帰るのもなんだから、5.5?~5.8くらいのトポに書いてないルートを登ってみる。

このルートは2回目だけれど、ドロドロすぎて嫌な気分になる。ついでに小枝を使って泥落とし。

意外と楽しく感じた。そんなにきれいになったわけじゃないけれど、掃除って気持ちいいもんですね。

土の上を踏まざるを得なかった部分が少しましになって登りやすくなった感じです。

ますます、開拓した先人たちの苦労を少しでも理解できた良い経験でした。

その近くにある 5.10bや5.10aのルートを登る。

5.10bはちょっと下の方がガタガタいってて怖い。いつか壊れるんじゃないかな。そこ使わないで登るとなると、グレードあがりそう。たぶん10c?

その左側を物色してみるとコケもあるし滑っているしどうしようと迷ってたら気になる「太刀(5.11a)」をオブサベ。

結局テンションしつつトップアウトしたけれど、2ピン目から3ピン目の間にある左リップがヌルヌルで保持できず、このルート登る自信がない。

単にぬめっていただけならいいけれど。

少しは11cとかさくっと登りたかったんだけれど、まだ実力不足なのかなぁ、単に濃霧の中のクライミングだから仕方ないでしょと脳内で駆け巡る中で書きました。

そんな日でした。