後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

Apple HomePod

こないだのWWDCAppleもホームスピーカー(家庭用音声AIアシスタント)を出すと発表しました。

LINEもホームスピーカーを出すと発表したばかりでAppleもついにきたか、と。

LINE、AmazonGoogleFacebookと違う部分は、天気やニュース、着信通知などのスタンダートな機能はもちろんのこと、その時の雰囲気や環境に合わせて音楽を流していくホームスピーカーであるところだと思います。

私自身、音楽は楽しめる娯楽ではない(音を聞いて楽しめる感覚を掴みにくいので)ので日中ホームスピーカーが状況に適した音楽を垂れ流ししていく生活は効果を感じにくいかもしれません。

音楽を娯楽にしている、ライフワークの一つにしている人からしたら、うるさく感じないのかな。逆にコントロールされちゃいそうとか想像してしまいますが、実際にはどうなんでしょうね。

その時、ふと思いました。音楽を娯楽としないろう者が音楽と代替できるものって何でしょう。

読書は自分で手でめくるので、人間の方がコントロールできますね。機械側が人間へ情報をPushするイメージなのでTVかな。

そんな感じで自分の過ごしている一日の生活の流れを洗い出していくと、まだ人間が機械をコントロールできる部分が多くあります。

LINEやメールの着信通知は機械(スマホ)が人間に知らせて来ても、内容まで画面上に知らせてきません。

それが内容も着信同時に脳内に知らせてくる技術が出てきたら、機械が人間の領域に深く踏み込んだ活動の一つになりますよね。

ホームスピーカーもそういう役割になりそうな気がします。

恐らく、それを開発するのに1年以上はかけているはずなので、ホームスピーカー被験者がどう変化していったのか企業側は知っているはずだと思います。

エジソンが蓄音機を発明した時は、初めて人間が機械を使って暮らしを変えたものでしたね。

そこから多くの発明によって機械が生まれ、暮らしを変えてきました。

そろそろ機械が人間をコントロールできてしまう領域に来ているのだと感じています。

1週間後に漢字検定が迫っていて、実力から一日1時間の学習法で合格点を取れるという道筋をがAI(人工知能)が計算し、プランを出します。学習プランを確認して同意すれば、スタートです。

ドローン型目覚ましによって風や部屋の気温、湿度をコントロールして起きやすい状況に持っていって気持ち良く目が覚めます。

朝ご飯はホームキッチンが作ってくれるので、タブレット式食卓テーブルの前に座りながら、自分の座った場所に対して画面が漢字検定の問題に切り変わります。

ペンを持ってなぞりながら解答。その時の筆圧や手の体温、解答成果からモチベーションや合格ラインへの道筋を計算し、AIが軌道修正。

といった未来がそろそろやってきそうです。

それぞれの目標に対する日々の傾向を毎朝AIがお知らせしてくれる感じです。

逆に人間が情報収集して自分なりに解釈して計算して試行錯誤してやってきた結果や、時間を無駄にせず成長速度を速めてもらえるのですから、それはそれで便利だと思います。

その時、AIが叩き出した計算結果(道筋)ってどう出すんでしょう。全てAIに任せてしまった時、その計算結果が生命維持に関わる部分を無視したものだったら…と、思う時があります。

そこまでAIは分かってくれるんだろうかって。脈拍や体温、体重、体脂肪等の記録はしているので、身体の変化を瞬時に察してアラートを鳴らしていく感じで、AIもそれなりに進化していくから大丈夫!?

それが徐々に人間がより成長(進化?)できるかどうか思考を巡らしてみることで、正しい道筋をどう導いていくかが自分なりに見つけられるんじゃないかなぁと思いました。