後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

「クライマー パタゴニアの彼方へ」をみてきた

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最近話題になっているクライマーの映画。

新宿ピカデリーでやっていたので見に行ってきた。

この映画館は10年ぶりくらい。

所感

南米にあるパタゴニアのセロトーレが舞台で、デビッド・ラマが3年かけてセロトーレのコンプレッサルートをフリークライミングで登りきるというドキュメンタリー映画。

この映画が公開するまでデビッド・ラマを知らなかった。

どんな経歴の持ち主か調べて見ると、ネパールでヒマラヤのガイドをしてる父とオーストラリアの母の元で生まれ、幼い頃からクライミングに恵まれた環境で育つ。

史上最年少18歳でボルダリング、リードクライミングのワールドカップのチャンピオンになった人らしい。

映像そのものは迫力があり、一つ一つの動きや言動は参考になるところが多い。

そういう過酷なステージに立てるチャンスがあるかわからないけれど、そういうリアルな疑似体験ができて、思考を深められる機会が随分ある。

改めて、今年の4月末に登りきった鹿島槍東尾根の写真を一枚一枚眺める。

そういう時代に生きているからこそ、チャンスは我らにもある。とそう感じた映画だった。

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