「垂壁のかなたへ」を読んだ
- 作者: スティーヴハウス,海津正彦
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2012/04/24
- メディア: 単行本
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目次
- 地図
- 序文 スティーヴ・ハウスが伝えるメッセージ(ラインホルト・メスナー)
- はじめに
- 第1章 石にかじりついてでも
- 第2章 スロヴェニア流アルピニズム
- 第3章 ナンガ・パルバット一九九〇
- 第4章 隠れる場所はない
- 第5章 クランポンを履いたパンク野郎
- 第6章 アレックス・ロウ
- 第7章 地下霊廟(ザ・クリプト)
- 第8章 仲間入り
- 第9章 空っぽの椅子
- 第10章 ファームボーイ
- 第11章 死はやさしい場所で待っている
- 第12章 パートナーとの絆
- 第13章 新境地──北米大陸の外へ
- 第14章 心の空隙を埋める
- 第15章 信頼関係
- 第16章 わたしだけの宇宙
- 第17章 ナンガ・パルバット再訪
- 第18章 ナンガ・パルバット攻略
- 第19章 凱旋
- エピローグ
- 山およびルート解説
- 用語解説
- 謝辞
- 訳者あとがき
- スティーヴ・ハウスの主な登攀記録
所感
パタゴニアアンバサダーでもある、スティーブ・ハウス氏の著書。
彼を知ったのは確かピオレドール賞を受賞したのがきっかけで、来日されていたそうだ。
その頃の自分は、無縁だったから・・・。ああ、勿体無い。
「Light&Fast」を提唱するアルパインクライマー。
軽やかに、そして素早く。無駄な装備を最低限絞り、短時間で登攀するスタイル、「Light&Fast」。
8時間行動とかそういうレベルではなく、15時間とか20時間行動は当たり前の世界。
彼の半生を描いたドキュメンタリー。
結構面白く読めたし、どういう装備で8000m級の山を攻略して行ったのか書いてあるので興味ある方は、ぜひ。