後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

城山マルチ

暖かい壁でマルチを登ろうと城山へいってきました。

7時過ぎ、南壁取付きに着きましたが誰もいなく、その時間であれば一番乗りできそうです。

まず、バトルランナー(5.9、4P)。

2回目だけれど、前回登った1ピッチ目が間違えてた模様。

トポでは4ピッチと書いてありましたが、アップなので、小まめにピッチを切って、5ピッチ目核心のハング超えで痛恨のフォール。

以前登ったのに、フォールしてしまい「あー!」と声を上げてしまいました。ムーヴがめちゃくちゃであったことが原因でした。。

終了点は9時半前。下を見渡すと彩のあるヘルメットが見えてきます。CAMPは遠くから見ても目立ちますね。

小休止して、エキスカーション(5.10c、6P)。

エキスカーションの2P目以降は始めてでしたが、南壁の中でも登り甲斐のあるマルチルートです。

10cが特に、面白いです。このルートだけとっても人気が出そうなルートでした。

2本目終了の下降時点で13時過ぎ。

最後に、南西カンテ(5.8、4P)へ。

下降する場所が、城山への登山道で降りるらしく、すべて荷物持って登る事にしました。

グレードも優しめで、トレーニングになるからやってみようということで、アプローチシューズで登ってみました。

アプローチシューズだとつま先にちょっと遊びがありますね。

その部分を考えてどこにつま先をのせてフリクションを効かせるかを考えて登る事は面白いですね。

南西カンテは部分的にホールドが脆いところもあり、下には人がいますから、落石は要注意です。

ロープの整理しているときにも、パートナーから注意してねって言われ、ハッとしました。

そういうリスク予測も必要ですね。

カバホールドがほとんどで順調に高度を上げつつ、ラッペルステーションのある終了点へ着きます。

南西カンテの終了点の近くに、二間ハングエリアに入ります。

そのエリアから狩野川を眺める風景写真がクライマーの中では有名ですね。

実際にここから見れる風景なんだと思うと、感動しますね。

そこを下に辿ると、チューブロックエリア。チューブロックエリアの中間点から上に向かって登っていくと、登山道に交わります。

体力的にまだ登れそう!と思っていましたが、帰り道ではほぼパートナーに運転をまかせっきりで、寝てしまった私の頭はそうではなかったようです。

楽しい一日をありがとうございました。

成果

  • 城山南壁
    • バトルランナー(5.9、4P)
    • エキスカーション(5.10c、5P)
    • 南西カンテ(5.8、4P)