湯川でクラック講習を受けてきた
8/9、湯川で今井健司ガイドによる初めてのトラッド。
岩場の近くに流れている川が「湯川」だから「湯川」なのね。
湯川の橋を渡ってすぐ左折、しばらく道なりに進み、途中で「灯明の湯」の前の道を通り、右折して道なりに進むとダート道へ。
灯明の湯の食事がうまいよって今井さんより。今度いってみよ!
場所の詳細はこちら。
湯川 | 山と溪谷社のクライミング総合サイト CLIMBING-net クライミングネット http://www.climbing-net.com/iwaba_detail/%E6%B9%AF%E5%B7%9D/
今井さんの車(ジープの軽)に乗っていたからダート道は余裕だったけれど、車高が低い車(セダンとかワゴンとか)だと間違いなく底をぶつけちゃう道だったので行くときは注意。
途中で路肩があるのでそこに停めて歩く方法もある。でも、そこら辺はきちんと情報収集するなり自己責任で。
岩場の入り口付近で車を停めてそこから徒歩で大体10分くらいで広場につく。
急傾斜で滑るので注意。
広場について最初に目にしたのが数々のクラック。
ネットや本しか見たことがないいろんな形状のクラックが。
広場から岩場の左端まで歩いてそこで荷物を降ろして登る準備をする。
テーピング
まず、テーピング。
うちが用意したものはニチバンのテーピングで幅が25mmと38mmの2種類。
ニチバン バトルウィンテーピング C38F 38mm×12m 1巻入
- 出版社/メーカー: DLG
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パフォーマンスを高める、しっかり固定!ニチバン バトルウィンテーピング C25F2 25mm×12m 2巻入【2個セット】
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まず手の甲に38mmのテープを写真のように貼る。
そして25mmのテープを指の間に巻くように張る感じ。
最後にそのテープがクライミング時に剥がれないようにリスト部分を38mmのテープで留める感じ。
何故テーピングする必要があるんだろうと思っていたら、その疑問は登った時点ですぐ晴れた。
クラックを登るとき、今までは手でホールドを掴む、指でひっかける感じだけど、クラックは手の形を変えてひっかける感じ。
それをジャミングするという。ジャミングすることで手の甲がクラック内でひっかけるんだから、その痛みを和らげる役目がテーピング。(合ってるかな?)
手の甲や手首に毛が生えている方はテーピングを外す時、結構痛いので覚悟するように笑
ちなみに今井さんはテーピングを張る部分に毛が生えていなかった、というかテーピングによってもう既に脱毛していたが正しいかな笑
ニチバンは粘着性が継続されるため、2〜3回繰り返し使えるのこと。
初めてのテーピングなので、これからはいろんなメーカー試してみよう。
ジャミングの仕方
※その辺りの写真は今井さんのサイトにありますのでリンクしておきます。
- ハンドジャム
- フィンガージャム
- フィストジャム
- フットジャム
以下は説明を受けて実際にやってみて感じたメモ。
ハンドは決まると安定する。
フィンガーはハンドと比べてやや弱いが決まれば安定する。うちはこれがまだ苦手。使えると結構武器になりそう。
フィストは幅が大きめのクラックで使う、決まりにくいので注意が必要。決めた後上へいくとスポッと抜けてしまいそうな感覚があるので。
フットはフットが入るサイズのクラック、狭っているところを見つければ使える。
成果
- デゲンナー 5.8 ×3 tr 1テン
記念すべき初クラック課題。
初めて登った時は「クライミングって奥深い」と心の奥からそう感じた。
最初と比べて2、3回目が良くなってきた。
フィンガージャム、フットジャム中心で、クラックの基本を身につけるのにいい課題。
- 台湾坊主 5.9 ×2 tr
テンションかけず登れたのはいいけれど、なんかムーヴがしっくりこない。
ちょっと強引気味なので余裕持って登れたらなぁと。
- コークスクリュー 5.9 ×1 tr 2テン
核心部が上部にあるオーバーハング。
ステミングが決まればいいんだけれど、その辺りのクラックが苦手なフィンガージャムで足を忘れてもたもたしていた感じ。
それでパンプ、2テンしてしまい、何とかトップアウト。
クラック、最初はカルチャーショックで折れちゃったけれど、ハマればハマる感じ。
言葉でどういう感じなのか説明が難しいけれど、クラックを登る技術がないとやっぱりクライミングの幅が広がらないんじゃ?と感じた。
それくらい奥深い。
最低限の基本を丁寧に自分のものにするようにしていきたい。