小川山 御岳 三峰 ボルダー図集
小川山ボルダーの課題数をネット情報から調べてみました。
100岩場:(御岳102本、裏御岳18本、三峰50本、小川山252本で計422本)
黒本(小川山、御岳、三峰含む):1215本
黒本の方が載っている課題数が多すぎますし、気になりますね。
やはり黒本を手に、ムーヴの引き出しを増やしたい衝動が起きます。
しかし、黒本は2011年頃が最後の出版年で、結構プレミア付いてしまっています。
某サイトでは6000円だったり…。
ダメ元でTwitterでつぶやいてみたら・・・。なんと譲って頂ける方が現れました!ありがとうございます>< 大切に使わせて頂きます。
さて、黒本で小川山の課題を調べて見ると、
グレード | 数 |
---|---|
10級 | 51 |
9級 | 23 |
8級 | 38 |
7級 | 38 |
6級 | 39 |
5級 | 33 |
4級 | 44 |
3級 | 52 |
2級 | 34 |
1級 | 41 |
1級/初段 | 1 |
初段 | 33 |
二段 | 10 |
三段 | 8 |
四段 | 2 |
project | 3 |
総計 | 450 |
でした。
10級から8級までの課題をクリアするのにどのくらいかかるか想像してみました。
全て112課題あります。1課題10分クリアすることを想定してみると、1120分かかります。岩への移動時間は無視です。
1120分を時間に直すと、18時間かかるっぽいですね。
ここ最近注目されているトラッドクライマーである倉上慶太様は黒本全ての課題を完登するのに10年を要したようです。
単純計算で土日に8時間登りに行ったとして、1年間で960時間。10年だと、9600時間になります。
黒本全ての課題はmickipediaさんのブログだと、1215課題あるようです。
9600時間÷1215課題、1課題約7.9時間かかっている計算ですね。
黒本には、五段が1本、四段が4本、三段が19本、二段が26本、初段が76本!あります・・・。
1課題あたりの平均完登時間が約8時間が短いか長いかは・・・。
とりあえず、夏休み中にまず小川山でどこまでできるかやってみようと思います笑
真実の口は真実の口だった
Iと久々に瑞牆。
オランジュ岩 ちちくりマンボウ
まず、ロングルートが多い初めて訪れるオランジュ岩へ。
そこでちちくりマンボウ(5.10c)を登った。ボルトが埋め込まれているが、クラックがあるのでカムを決めて登れそう。瑞牆本でも書かれてあった。
60mロープギリギリで、ロワーダウン時にすっぽ抜けに気をつける必要がある。
クラックは自分の手だとハンド~フィストサイズ。
コロッセオ
初めて真実の口(5.10d)へ。
途中から終了点付近まで気が抜けられない。よいルートですね。
真実の口、なんだよって感じです笑
あと、今日のメインディッシュであるトップガン、パートナーはNDD。
NDD、4つか5つ星つく理由わかる気がします。
ムーヴが惚れ惚れします。上から写真撮りたい気分です。
トップガンの成果は前半は解決。
テラスにあるカバホールドから第1ランジの手前のカチとポッケがめちゃ遠い。パートナーは一発でポッケに指入れられるんですが、私の場合途中の中間ホールドがないとキツイです。
初めてリーチを言い訳にしたような気がしますが、リーチがないとムーヴも自分に合ったものを生み出さないといけないので、大変ですね…。
その中間ホールドがめちゃカチだし、ポッケは右手指で入れると考えたら左手で中間ホールドを掴んで足揃えて体幹パワーでポッケへ、何ですが1度も成功してません・・・。
あと、第1ランジと第2ランジの発射体勢がうまくいかず。。飛び方難しすぎる。ランジムーヴで壁から身体が離れちゃうし。
壁に近すぎる状態で飛ぶからダメって。修行あるのみ。
合計三便。あと、ヌンチャク回収方法も混乱してしまったので、次回はスムーズにやりたい。
帰りに、千里岩で百里眼の課題でランジの練習して帰る。飛ぶコツちょっと掴めたかも。
10台後半オンサイトやフラッシュだけでも嬉しかったですね。
成果
ロープワークの洗練
久々に石田塾の講習をうけてきました。
岩場リードの予定でしたが、天候による中止でせっかくなので興味のあった「ロープワーク講習」を仲間たちと受けてきました。
- ロープの畳み方
- 終了点の構築
の2つを中心に講習。
筆談でやり取りしながら疑問点や自分の考えをやり取りして進めていく感じです。
その中で、いくつか勉強になったことがいくつか。
- ロープを束ねることは慣れているが、最後に縛るコツは目から鱗
- 縛ったものを簡単に解除するコツ
- 終了点からロワーダウンするまでの動作
- 慣れていても改めて再確認して確実に理解することは大事だと痛感
- 他の人がどう理解しているか
- 今までロワーダウンと懸垂下降は同義だと思っていた
- 動作を手話で話すことが多く、日本語の意味をいい加減に理解していたのが原因かも
- ロワーダウンはビレイヤーがクライマーを下す動作を指す
- 懸垂下降はクライマーが自分で降りる動作を指す
ロープワークを悶々と反復動作するんじゃなくて、「問答形式」で進めていくので、何も考えずになんとなくやってきた人だと回答に窮してしまいますね。
「自立心を養う」のがポリシーである石田登山塾ならばでのやり方で、改めてそういう風に思考を巡らしていくのは大事だなぁと思いました。
ありがとうございました。