後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

青龍、一応R.P.

カサメリ沢の記録。

ダイハードを初めてTRでチャレンジしてみた。

登り甲斐があるが、花崗岩に慣れず、力不足を感じた。

後からちょっと指で上体を浮かせて足をそこにおいて立つ様なムーヴを試したらどうだろうと思うことしばしば。

限られたその時間に無駄なく試すのは、メンタルも含めてなかなか難しい。

カサメリ沢の中でも好きなエリアの一つであるコセロックヘ友人を案内してきた。

そこに着いたら、なんか去年見かけた風景と違って殺風景な感じだった。

そう、瑞々しくなかったのだ。

色一つでそんなに変わるのかと新しい発見でもあった。

何回も自然へ踏み入れている割に感性が薄かったんだなと笑

そこにある5.10bとは考えられない青龍をトライ。

ヌンチャクをかけながら完登するとなると、ムーヴが合わないのか、ボルトの位置が右寄り過ぎるのか怖くて、3ピン周辺でテンション。

気を取り直して次の便で一応R.P.。

レストの合間に近くにあった気になる綺麗なクラックが気になって登ってみるが、途中まで慣れないムーヴに直面し、鼓動が高まる。

上部の右へ流れるラインがヒヤリとしました。

辛うじてコセロッククラックをO.S.。

登高システムを試したり、上から登ってくるクライマーの様子を撮ったりしていて楽しいひと時でした。

登高システムは両方ともアッセンダーにする等、使うギアによっては、スピーディに進められると感じた同時に、万が一に備えてスリングのみの登高システムの大変さも知る必要があると感じましたね。

パートナーの皆さんありがとうございました。