後ろむいても何もないよ

攀じる意味を追求する日々

読図のススメ

山は登頂の他に、山道で出会う山花や色んな顔をした石を見たり、ファインダーに収めたりする楽しみ方がある。 それだけではなく、読図も楽しみ方の一つで、地図をみて現在位置を読んだり山の形や川の位置、これから向かう道のりが正しいか、それをルートファイティングというものがある。 それも山の楽しみの一つである。

読図は国土地理院が定めている2万5000分の一の尺度地図と、自分の位置を確認するためのコンパスが必要で、私はSuuntoのコンパス、国土地理院が発行されている2万5000分の一の尺度地図を愛用している。

SUUNTO(スント) Suunto A-10  S012055013 【日本正規品】

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国土地理院の地図の入手方法は、本屋か石井スポーツあたりに売っている。 もっと安く済ませる方法としては、下記のサイトから山行ポイントを調べて25000分の一のサイズにしてプリントアウトしておく方法もある。

地理院地図

それらを収めるためのジップロックという袋に入れて行動している。

さらに高度計もあればルートファイティングに慣れていくと大体の現在位置を知ることも出来るようになる。

IT技術の向上により現在位置を把握でき、ルート記録が可能なGPSロガーもでているが、あくまで補助として考えたほうが良さそう。 機器によってはバッテリーの持ちが短いものもあり、万が一アクシデントによって使えなくなった時、読図で培ったスキルが活かされることがあるので。 仮に山行時にGPSロガーを紛失し、地図も紛失する前代未聞の事態に遭遇した時、山行予定で前以てチェックしたポイントを覚えていれば、周りを読んで「その沢を超えれば分岐があるはず」という判断が読図スキルが生きることもある。

読図スキルを上げるためのおすすめの本。

入門講座 2万5000分の1地図の読み方 (Be‐pal books)

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